適当日記

日常の瑣事を書いています。

参議院選挙

クローズアップ現代という番組を見ました。今日のトピックは、参議院選挙のあとということで、有権者の意識というものでした。若者を中心にインタビューされていて、どういう意図で与党に入れたのか、野党に入れたのかということが問われていました。

 何人かの意見を聞いていたのですが、特に若い人の投票理由が大丈夫か!というような人が多い印象でした。番組の印象操作かもしれませんが。理由として、「なんとなく」とか、「野党に入れても仕方ない」とかでした。

 一番驚いたというか唖然としたのは、「長く続けている安倍政権を応援したい」というものでした。まあ、テレビの編集の都合で他の感想がカットされたのかもしれませんが、それは理由になっているの?と正直思ってしまいました。

 中年は忙しいから政党のメッセージはなかなか確認できないし、若い人はよくわからないことは放置しておくということになっているのでしょう。特に若い人の認識はどうにもならないと思いました。学校で政治のことはあまり習うことがないので、わざわざ労力を割いて政治のことを調べることはないのでしょう。

 十八歳の人の投票率は約15%だったそうです。選挙権の年齢を下げたのは何か意味があったのでしょうか。今回は新興勢力の「れいわ新撰組」と「NHKをぶっこわす」が議席を獲得しました。「れいわ新撰組」はともかく「NHKをぶっこわす」はどういう人たちが投票したのでしょうか。この政党に何か考えがあるのでしょうか。党首の人が、改憲について聞かれていましたが、答えになっていませんでした。

 「改憲についてどう考えるか」と問われて、「今は何とも。懐刀として持っておく」というように答えていたように思います。そこは何か答えてほしかったと思いました。今回の選挙も、暗い気持ちになりました。