適当日記

日常の瑣事を書いています。

電車百馬鹿ーその1ー

 本当に久しぶりに連続して記事を書きます。といっても、特別何かあったわけでもないので、書けることもないのですが。私が今ついている仕事はありがたいことに、二月三月は人と殆ど会わなくてよいので、感染リスクを避けられています。これが、人ごみで仕事をせなならん人は大変だしつらいだろうなと思います。仕事先は特に業績が落ちていませんが、なぜか賞与は一部カットでした。ちょっとがっかりしましたが、賞与がそもそも出なかった人もあるわけで、決して文句は言えません。

 

 今住んでいるのは田舎で、電車に乗る機会は殆どなくなりました。これはよく言われることですが、電車に乗らないといけない通勤ストレスは大阪にいた頃に比べて本当に減りました。やはり朝のラッシュは相当つらいので、転勤して良かったことの一つです。とはいえ、朝は道路が込んでいるし横断歩道で止まらない車などにイラっとしてしまうので、ストレス0というわけにはいきません。結構神経質なんですよね。このあたり、まったく気にしない人が本当に羨ましいです。前に書いたかもしれませんが、田舎は接客が雑で失礼なことも多いので、こういうところもかなりイラっとします。別に客が偉いとかは全く思いませんし、普通にしてくれたらそれでいいのですが、中々普通ができないようです。通勤ストレスからは解放されましたが、また別のストレスが・・・結局、一長一短なんですよね。話が別の方に飛びました。

 

 さて、最近は電車にいるキ〇ガイがニュースになっていることがありますが、見れば見るほど気が重くなります。ニュースに出るほどでなくても大阪にいた頃は、正直駅でよくそういう連中を見ました。なんであんな人間になってしまうのか謎なのですが、いるんですよね。でも、昔からそういうのはあったみたいで、パロディ作品に『電車百馬鹿』という本があります。これは大正五年に刊行されたもので、国立国会図書館デジタルコレクションから見られます。中を見てみると、いるわいるわ。今も見かける馬鹿が昔もいたんだなと思うと一部の日本人は進歩が止まっているようです。もしや、こいつらの子孫が駅でみかけるキ〇ガイなのではと思うほど。ということで、今日から電車百馬鹿の本文を一つずつ紹介していきたいと思います(できるだけ連続でやりたいですが続くかな?)。それではさっそく一つ目。

 

1、車内の掃除不行届にして塵埃舞上がるに平気なる従業員の馬鹿

@賃銭値上げなら車台を多くし従業員の監督を励行し、万事面目一新大改良を要するよ、値上げ丈けの責任を尽くさなくてはいけない

 

 とあります。「1、」が駅にいる馬鹿の様子で、@以下が当時の雑誌新聞での当該馬鹿の評判という体裁。いずれもフィクションですが、実際のモデルがいたのだろうと想像されます。いきなり駅員批判から始まっていますが、実際ちょっと驚きました。てっきり乗客批判に終始すると思っていたからです。まあサボり駅員ですね。最近は駅が綺麗なので、これは当たらないかもしれません。それに、駅の掃除は専門の人がやっていますしね。

 

 駅にはこういう馬鹿はいないですが、会社にはいると思います。やるべき仕事をしないで平気な奴が。この図々しさが正直羨ましい。結局周りの図々しくできない人が損をしてやる羽目になるんですよね。ああ。また話が飛んでしまいました。今日はこの辺で。