適当日記

日常の瑣事を書いています。

おすすめの本

『誤解だらけの人工知能』田中潤・松本健太郎著 光文社新書

先日、図書館で表題の本を借りて読んできました。新書なので二日ほどで読めました。これまで私は、人工知能についてなんかすごいことができるものという程度しか認識が無かったのですが、本書を読んで少しだけ人工知能というものがなんなのか分かりました。 …

最近の雑感―最近読んだ本など―

ずいぶん久しぶりに書きます。世間はますますコロナ騒ぎで大変なようです。私が住んでいるのは東海の田舎なので、特に騒ぎはありませんがティッシュなどは品切れになるわ、マスクはいまだに手に入らないわで色々と不便です。 以前のブログを書いた時点ではコ…

『大学教育について』J.S.ミル著 竹内一誠訳

昨日、『大学教育について』を読み終えました。この本は、1867年2月1日、セントアンドリュース大学の名誉学長にミルが就任した際の演説をまとめたものです。 大まかな内容は、教育はなぜ必要か・文系科目の意義・理系科目の意義・道徳教育の目的・宗教教育…

ピエール・ブルデュー著・稲賀繁美訳(1993)『話すということ』藤原書店

news.kodansha.co.jp 現代日本社会は、階級社会化しつつあるといわれています。所得によるいわゆる格差社会なのではなく、社会に階層が出現し固定化しつつあるというわけです。階層社会では、親が所属している階層がそのまま子供が将来所属する階層になりま…

最近読んだ本 橋本治(2001)『これで古典がよくわかる』ちくま文庫

先日お亡くなりになった橋本治さんの『これで古典がよくわかる』を最近読みました。この本は、大学一年のときに買った本なのですが、積ん読(つんどく)になってました。橋本さんの訃報をニュースで見て、そういえば橋本さんの本あったなと思い、本棚から見…

最近読んだ本 森見登美彦(2018)『熱帯』文藝春秋

いままで卒論のことばかり書いてきたのですが、少しブログのやり方が分かってきたので、最近読んだ本の感想なども書いてみようと思います。僕は通勤中にはいつも本を読んでいます。スマホを見ると首がやられてしまうので・・・ で、最近読んだ本で面白かった…