適当日記

日常の瑣事を書いています。

改元の瞬間を生きる

もう数時間経てば改元です。今日はテレビをつけっぱなしにしてニュースをずっと聞いています。改元の件でいっぱいです。退位の儀式も今しがたニュースで流されていました。

 自分は、生まれたときにはすでに平成だったので、改元の瞬間というかそういうときの社会の空気感というものを知りません。小渕官房長官が平成の額縁を持ちあげる映像はニュース等で何度も見たことがありますが、リアルタイムでは見ていませんし、記憶も勿論ありません。聞くところによれば、平成改元の際は昭和天皇の崩御後だったため、空気は重かったとか。昭和の末期から平成元年以降に生まれた人は、改元についての空気を味わうのは初めての体験になるわけですね。

 それにしても、情報機器がこれまで発達した時代もないわけなので、改元の際にSNS等で色々と発言がなされたのも初めてのことで、このような情報化社会の中の改元は、若い人以外の方も初めての体験になるのではないでしょうか。

 自分はずっと平成という時代を生きてきました。人生の節目節目(例えば、卒業式など)で、平成〇〇年なんとかかんとかという言葉が聞かれたので、それが変わるということは、なんとも不思議な感じがします。自分の記憶では、小学校のとき校長先生が平成8年なんとかかんとかと言っていたのが一番古い元号の記憶です。みなさんは、何歳くらいから元号を意識されましたか?

 ニュースを聞いていると、今日で平成が終わりますと言っていました。基本的には何も変らないことは分かっていても、なんか怖い感じがします。ニュースで街の人たちがインタビューに答えていて、彼らはとても浮かれていましたが、自分は何か不思議な感じというか、少なくともイエーイみたいな感じではないです。

 令和はどんな時代になるのでしょうか。明るい時代になってほしいですがどうでしょうか。きっと良いことも悪いことも起こるでしょう。しっかりとした足取りで生きられたらと思います。