適当日記

日常の瑣事を書いています。

SNSで力を持ったと勘違いしている人たち

ハンドメイドで作品を作っている人に、好感度を上げたければ無料で品をよこせという人。事業主から返信がこないと怒っている。

https://twitter.com/oboro_kurage/status/1164354400191578112

 

マスクをしていた人がマナーが悪いと言って、マスクの製造元にクレームを言う人。コメントにもあるように、殺人が起こったら包丁メーカーに文句を言うのだろうか?

https://twitter.com/halloween_96/status/1164144548785741825

 

 最近、ネットで話題になっているツイートがありました。炎上という言葉が聞かれるようになって久しいですが、自分が気に入らないものに対して炎上させるぞといって脅す人もいるようです(大概がイチャモンレベルで話にもならないようなものばかりでしょうが)。

 SNSがない時代では、クレーマーは気に入らないことがあっても電話でしょうもないクレームを会社の窓口に入れてそれで終わるしかなかったのですが、ツイッターがあれば外部に向けて、あることないこと発信できるようになりました。上記二つの記事ともに、いちゃもんを付けている人の考え方はどう考えても頭おかしいというレベルです。

 こんな人たちでもツイッターを使えば、少数でも賛同する意見が集まるので、力を持ったと錯覚してしまうのですね(また、クレームを言われた側も反応してしまう)。こういうクレーマーたちにとっては、企業側が自分たちの勝手なわがままを聞いてくれやすくなったので、本当に良い時代になったのかもしれません(SNS様様ですね)。今までは全くの無名で終わるしかなかった人が事業主などに直接物申すことができる。よく言われるネットユーザーの万能感というやつです。

 もはや、こういう人たちは誰かにたかることや、文句を言うことが目的になっているので、自分のおかしさには気づけないのでしょう。他人の利益や思いなどは全く無視で自分が気持ちよければいい、自分が得すればいいというもので、全く共感できません。いいがかりのクレームをツイッターで発信するなんて、自分は絶対に恥ずかしくてできませんが(そもそもSNSやってませんけど)、まったく問題がないと思っているから平気なのでしょう。

 昔からこういう人たちはいたのでしょうが、SNSによってそれが見えやすくなっているのかもしれません。クレーマーが増えたとは考えたくありませんが、分かりません。。図々しい人にはなりたくないし、意図せず図々しい行為をしないように気を付けたいものです。