適当日記

日常の瑣事を書いています。

新大学入試テスト(国語)

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今朝、新大学入試テストについての記事を見ました(新大学入試テストとは、センター試験の代りになる予定のテスト)。まあ、週刊誌の記事なので、どこまで当てになるか知りませんが。

 この記事によれば、新しい国語のテストでは、小説などの心情を読ませる問題ではなく、地図や説明書の読解問題を課すように変更されるとのことでした。確かに、説明書を正しく読めない人もいるでしょうから、問題にはなるし、今後社会に出ていく前にこのような文章を読む練習をしておくのも良いかもしれません。それに、センター試験の国語の問題ほど曖昧なものはなかったと、自分も思います。センター試験は自分自身高校生のころ受験しました。国語の問題だけは、何度解説を読んでも納得できないことも多々ありました。

 ですが、小説などからの出題が新試験に無いとすれば、高校生たちはこの手の文章を読まなくなるのではないでしょうか。読む人は読むでしょうが。この点、非常に危惧されます。何か、実用的な業務をさせる人間を早く作っておきたいという思惑があるような気がして嫌な感じがします。勿論、地図や説明書を読ませる問題が悪いとは思いません。そういった問題はあくまで添え物で、たとえあいまいな部分があったとしても、小説はともかく、評論問題は残してもらいたいと思います。