適当日記

日常の瑣事を書いています。

書誌(資料の寸法など)を取る意味

文学部の卒論では、古い文献(明治以前)を扱う人もいるかもしれません。今の出版物や手書きのものは、紙の質や大きさによって、書かれる内容が規定されることはあまりありませんが、昔は違いました(大事な手紙は良い紙で出すとかは今もありますが)。なので、古い文献を扱う際には、どんな紙のどんな大きさの資料なのかは大事な情報になってきます。江戸時代とかだと、表紙の色も大事です。黄表紙とか聞いたことありませんか?その資料がどんな人によって、誰の為に、また、何のために書いたのかのヒントになることもあります。必要な人はぜひ書誌を取ってもらいたく思います。

 自分はあまり詳しくありませんが、綴じ方や本の題名が書かれる位置なども大事な情報のようです。書誌の取り方などは、たくさん本が出ていますが、ネットでも検索すれば取り方の説明がUPされています(ネットから情報を得た場合、その情報が正しいか必ず詳しい人に確認を取らないといけませんが)。

 もしくは、書誌に関して先生が教えてくれそうなら、直接聞いても良いと思います。youtubeにも、書誌の取り方などについての動画が上がっていました(書誌学とか書誌とかで検索)。今はなんでも動画に上がっているんですね・・・